M&Aの注意点 後出しジャンケンは相手の信頼を失いかねる可能性が…
RINGOです!
M&Aにおいて特に売り手企業様に注意していただき点がいくつかありますが
本日は「後出しジャンケン」について書きたいと思います。
「後出しジャンケン」とは具体的に申しますと
「後になって譲渡条件を次々と出す、前に言った条件とは別の条件を提示する」
ということです。
例えば
・希望譲渡金額を変更してくる
・引退するオーナーの処遇についてコロコロ変わる
・今ある現預金を全てオーナーに引き渡して欲しいと基本合意締結後に主張する
といったことです。
特に、後出しジャンケンで出てくる要望は
「お金」にまつわることが多いです。
後出しジャンケンで条件を出された相手側にとっては
不安に思われますし、あまりよくは思いません。
最悪信頼関係がこじれてM&Aがブレイクするというケースもあり得ます。
もちろん、我々M&Aのコンサルタントがそのような状況にならないように
条件を提示しやすい環境を整える、密にコミュニケーションを取る必要はあります。
次々とこうしたい!と要望を出すのではなく
①相手がいることを意識していただく
②そもそもなぜM&Aで譲渡を決意されたのか原点
を常におもっていただき
友好にM&Aが進むように協力していただければと思います。
本日は以上です
では!